過食についてぼやく
私は今までダイエットをしてきた。
食生活に気を使って生活する毎日。
総カロリーと食べた物を気にして、明日は制限だとか食べていい日だとか、食生活に重きを置いて生活をしていた。
それでもなんとかやってこれたのは、食についての気を紛らわすためのショッピングだったり散歩だったりだ。
それをしている時は食べる事をあまり考えずに済むし、知らぬ間に時間が過ぎてったから。
問題は、そんな事が出来なくなった今だ。
ただでさえ食に関してなんとかごまかしていた日常だったが、コロナという外出がうまく出来なくなったことで食に対する関心は今までよりも増すばかりだった。
食べる事が楽しみで、それだけで終われば良かった。
でも、それじゃ終われなかった。
食べたら止まらない。
手を止める事が出来ない。食べたくなくても食べてしまう。食べている時は幸せだ。途中からはお腹も膨れてきて苦しくなってくる。それでも手が止まらない。
甘いものが途中から食べたくなって、一通り食べたら次は口直しにしょっぱいものが食べたくなる。無限ループだ。終わりは来る。来て欲しかった。でもきて欲しくなかった。
終わりが来たら必ず来るのは罪悪感だから。
さっきまで誓った、「食べない」はほんの数秒でうち破かれてしまう。
怖いものだ。食べてしまえばもうどうでもよくなる。
どうにでもなれ。逆に怖いものがなくなるのだ。
一番怖いものは自分だ。
何が原因なのかも分からない。
ただ、ひたすらに食べているだけ。
こんな毎日を早く終わらせたいものだが、誰も何も出来ないだろう。
ひたすらに罪悪感に病み、耐え、希望を持って明日を生きても繰り返す苦しみ。
私はなぜこんな苦しみを味わっている?
誰のためにもならないこの痛みを誰か止めてくれないだろうか。
何が私を変えてしまった?
明日になったら、また、繰り返す?
明日になったら、変わってますように。